エコカラットの寿命は、半永久的だが・・・
エコカラットの寿命、耐久性をご存知ですか?
エコカラットには寿命がなく「半永久的」に使えますが、効果を常に発揮させるためには工夫が必要なんです!
つまり、ちゃんとしたエコカラットの扱い方をしなければ、実は調湿機能、脱臭などの効果が発揮できないのです!
こちらでは、エコカラットの機能を維持するためのポイントを3つ解説しております。
エコカラットの調湿性は何年もつ?
Q.エコカラットって、湿気を吸ったり、吐いたりする湿度をコントロールする「調湿性」機能があるとのことですが、それって何年ぐらいもつのでしょうか?
エコカラットの調湿性には寿命はなく、継続的に効果が持続します。
そんな魔法のような話があるのでしょうか?
分かりやすく解説します!
エコカラットの調湿性が半永久的な理由とは?
実はエコカラットは、湿気を溜めこむのではなく、余分な湿気を一時的に預かっておいて、逆に乾燥した状態になれば、湿気を放出するような役割をしております。
ですので、吸放出を繰り返すことで、半永久的な寿命が実現できるのです!
写真:日本の伝統的な珪藻土の壁
だから、よく勘違いしやすい、水分を溜めこんで、ビーカーの水が一杯になって、もう使えない・・・というイメージではありません!(もちろん寿命はなく復活します)
ただ、寿命が長くても、調湿効果を下げてしまう、発揮できなくなることもあるので注意です!
たとえば、換気をせずに、常に湿気のある場所では効果が期待できません!
エコカラットとは?どんな素材?値段は?【3分で理解】
紫外線の劣化や、色あせは?
エコカラットは、素材の劣化がほどんどなく、紫外線による変色もほとんどないのが特徴です!
嘘みたいな話に聞こえますよね?
その証明に、エコカラットは、2010年にグッドデザイン賞の中の「ロングライフデザイン賞」を受賞しています!!
1999年にスタートしてから、今もアップグレードや新たなデザインが追加され、多くの方に支持されています!
ただ、エコカラット自体に汚れがついて、それが汚くなってしまったら、美観の面では、半永久とは言えないかもしれません。
ロングライフデザイン賞とは?
これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えてスタンダードであり続ける商品・建築・コンテンツ・サービスなどを表彰します。
単に「長く残っている」ことを讃えるのではなく、暮らしの中で人々に愛され、これからも変わらずに存在し続けてほしいデザインと、そのデザインを生み出した人々を顕彰することを目的としています。
寿命は半永久的だが、効果が発揮できないことも?!
エコカラットの機能を維持するためのポイントを3つにまとめました!
① たまには換気すること!
換気をすることによって、エコカラットに溜まっている余分な湿気を放出したり、吸着したにおい、有害物質などを外に放出してくれます!
半永久的に頑張ってもらうには、たまには換気させてあげるってことが大事なんですね。
② 必要以上の加湿はNG!
湿気を吸ってくれるんでしょ!といって、加湿器をがんがんつけたり、直接水蒸気を当てたりするのはNGとのこと。
過度の加湿を行うと、本来の機能が発揮されにくくなるので注意を!
この点は、よほどの話なので、普段使いであれば全然問題ないですね!
乾燥時期の冬場に、加湿器代わりになりますよ!
③ 化学物質を揮発する可能性のあるものを減らすこと!
有害化学物質を吸着してくれるからといって、塗料やシンナーを保管している場所にエコカラットを貼るのはNG。
揮発量がエコカラットの吸着能力を超えると、十分な機能が発揮されないのでご注意を!
あくまで、日常的な空間にある有害化学物質の量での効果があるってことですね!
エコカラットをどれくらい貼ればよいのか知らない方は、ぜひこちらの記事も、事前に目を通しておくことをお薦めします!