部屋の大きさに合わせた推奨面積があるのを知ってますか?
エコカラットの「調湿性」を効果的に発揮するには、推奨施工面積を考慮する必要があります。
せっかくエコカラットを貼ったのに、全然効果ないじゃん!ってことにならないように、ぜひ参考に見て下さい。
どれくらいエコカラットを貼ればいいの?
ずばり、床面積の半分以上が施工の目安。
およそ部屋の壁、1面程度の面積です。
*ただし、気象条件や住まい方によって違ってきます。冬の夜、暖房した暖かい部屋が翌日の朝方に温度低下し、結露が発生したことを想定し計算したものです。
下記の面積以上にエコカラットを貼ると、効果が期待できます。
より多くの面積を貼れば、効果もより大きくなります。
設置する部屋 | 必要面積(目安) |
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寝室 (6畳 9.7m2程度) | 4m2~ |
寝室 (8畳 13.0m2程度) | 5m2~ |
LDK (12畳 19.4m2程度) | 8m2~ |
洗面所 (3畳 4.9m2程度) | 3m2~ |
トイレ (1畳 1.6m2程度) | 2m2~ |
推奨施工面積はあくまでも目安で、効果を保証するものではありません。
エコカラットを貼れない場所、注意点を知ってますか?
エコカラットの機能を十分に発揮させるために、部位によっては、エコカラットの機能が十分に発揮できなかったり、注意を要する場合があります。
施行できる部位
エコカラットは、居室・寝室・玄関・和室・廊下・洗面所※・トイレ※ に施工できます。(※注意が必要な部位あり)
注意が必要な施工部位
カウンターの背面など | カウンターの背面など、調味料容器などが倒れたりして、汚れが付きやすい部位は、付着した汚れのため、機能が発揮できなくなる場合があります。こまめな掃除が可能な場合以外、おすすめしません。 |
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ペット共生の場合の腰壁 | 壁に体をこすりつける性質のペットの場合、壁に付いた皮脂汚れが取れなくなり、機能が発揮できなくなる場合があります。腰壁より上への施工をおすすめします。 |
洗面台の側面壁 | 絵の具などのハネやヘアースプレーなど、取れにくい汚れもあります。お子さまがいるご家庭で汚れが心配な場合は、洗面台とは離れた反対側の壁への施工をおすすめします。 |
トイレの腰壁 | 住宅トイレにおける、おしっこのハネによる汚れは、通常心配ありません。直接かかった場合は、塩素系漂白剤で除去できます。 |
結露などで水が常時流れているような壁(主にコンクリートの壁) | エコカラットが水浸しになり、機能が発揮できなくなる場合があります。断熱材設備や換気、生活上の水分の発生を抑えるなど他の対策も行ってください。 |
施工してはいけない部位
屋外 | 屋内仕様のため |
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床 | 屋内壁・天井仕様のため |
お風呂の中 | 常時水がかりにより、機能が発揮できないため |
キッチンの前 | 常時水・油がかりにより、機能が発揮できないため |
洗面台の前 | 常時水がかりにより、機能が発揮できないため |
「面積計算に自信がない」「面倒くさい」方にお勧め方法とは?
ずばり、エコカラットを熟知している、施工業者さんにお任せすることです。
推奨面積だけでなく、エコカラットを貼る壁の状態など、下地状況の確認などは素人の方には難しいのが現状。
「DIYでも簡単にできるエコカラット!」といっても、失敗される方は数多く存在しているのが現状です。
自分で施工するよりも、コストはかかりますが、出来栄えがイマイチでがっかりしたくない方は、計画の段階で、プロに相談することをお勧めします!
まずは、エコカラットの施工業者さんに見積依頼してみてはいかがでしょうか?