エコカラットの調湿効果が感じられない!
エコカラットを選んだ理由は、デザインはもちろん、調湿効果のある点が気に入って、施工会社さんに頼んで完成したのですが、全く調湿効果を感じることが出来ませんでした!
効果を期待していたのに、『効果なし』ってひどくないですか?
施工会社さんに相談したところ、「もっと沢山エコカラットを貼らないと効果がない」と、後で言われました・・・。
業者さんもはじめに一言教えてくれれば良かったのに・・・
でもどれくらい貼れば、調湿効果が発揮できるか目安があるのでしょうか?
エコカラットの加湿効果、除湿効果についての記事エコカラットとは?
効果が出る目安は部屋の床面積の1/4以上!
エコカラットの調湿効果が発揮するためには、部屋の大きさに合わせた、エコカラットの推奨面積があります!
おおまかな目安として、部屋の床面積の1/4以上の壁面積にエコカラットを施工することをリクシルは推奨しています。
推奨面積の計算が面倒くさいので、部屋ごとの調湿効果目安となる表がこちらです。
エコカラットプラスの推奨施工面積
空間全体の調湿効果を発揮する目安として、その空間の床面積の1/4以上の壁面積に施工することをLIXILでは推奨しております。
使用部屋 | リビング | 寝室 | 子供部屋 | 洗面室 | トイレ |
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12畳(19.4㎡程度) | 8畳(13.0㎡程度) | 6畳(9.7㎡程度) | 2畳(3.3㎡程度) | 1畳(1.6㎡程度) | |
施工面積目安 | 4~6㎡ | 3~4㎡ | 2~3㎡ | 1~2㎡ | 1㎡ |
天井高を2.5mとして算出しています。
推奨面積はあくまでも目安で、メーカーとして施工後の効果は保証していないので、ご承知を。
通気の悪いところでは、定期的な窓開けなどの十分な換気対策をお願いするようにLIXILは謳ってます。
ずばり、床面積の半分以上が施工の目安。およそ部屋の壁、1面程度の面積ですね。
どの壁にエコカラットを貼るのがベターかも教えてくれますよ!
エコカラットプラスを貼ったのに、結露が解消されなかった!
結露防止の効果がなかったと思われる原因の1つに、木造ではなくコンクリート構造の家で、断熱材が十分施されていない場合は結露制御が難しいと、マニュアルにも記載されております。
マンションもコンクリート構造ですが、隣が住戸で断熱性が高かったり、割と築年数が新しいマンションなら断熱性が高いケースが多いので、その心配は少ないです。
戸建て住宅でコンクリート構造の方は、注意が必要です。
でも、断熱材が十分かどうかって分かりませんよね?
なので建築士などのプロの方にアドバイスをもらうことをお勧めします。
建築士が在籍するリフォーム業者さんに、エコカラットプラスの施工をお願いするのが間違いないですね!
エコカラットプラスを貼っても意味がない場所
エコカラットの機能を十分に発揮させるために、部位によっては、エコカラットの機能が十分に発揮できなかったり、注意を要する場合があります。
施行できる部位
エコカラットは、居室・寝室・玄関・和室・廊下・洗面所※・トイレ※ に施工できます。(※注意が必要な部位あり)
注意が必要な施工部位
カウンターの背面など | カウンターの背面など、調味料容器などが倒れたりして、汚れが付きやすい部位は、付着した汚れのため、機能が発揮できなくなる場合があります。こまめな掃除が可能な場合以外、おすすめしません。 |
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ペット共生の場合の腰壁 | 壁に体をこすりつける性質のペットの場合、壁に付いた皮脂汚れが取れなくなり、機能が発揮できなくなる場合があります。腰壁より上への施工をおすすめします。 |
洗面台の側面壁 | 絵の具などのハネやヘアースプレーなど、取れにくい汚れもあります。お子さまがいるご家庭で汚れが心配な場合は、洗面台とは離れた反対側の壁への施工をおすすめします。 |
トイレの腰壁 | 住宅トイレにおける、おしっこのハネによる汚れは、通常心配ありません。直接かかった場合は、塩素系漂白剤で除去できます。 |
結露などで水が常時流れているような壁(主にコンクリートの壁) | エコカラットが水浸しになり、機能が発揮できなくなる場合があります。 断熱材設備や換気、生活上の水分の発生を抑えるなど他の対策も行ってください。 |
施工してはいけない部位
屋外 | 屋内仕様のため |
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床 | 屋内壁・天井仕様のため |
お風呂の中 | 常時水がかりにより、機能が発揮できないため |
キッチンの前 | 常時水・油がかりにより、機能が発揮できないため |
洗面台の前 | 常時水がかりにより、機能が発揮できないため |
エコカラットを貼る大きな壁が無い場合は?
とは言え、窓があったり、本棚があったり、何もない壁って、なかなか難しいですよね?
様々な解決方法があるので、気になる場合はエコカラットの施工業者に相談してみましょう!
お勧めは、リフォーム会社に任せることです!
タイル以外にも家全般に詳しいリフォーム業者に声を掛けると解決が早いです!
窓の問題以外にも、壁紙などの内装工事、エコカラットに貼る箇所にコンセントがある場合、エコカラットに間接照明をつけたいなどの電気工事・・・など、家全般を任せられるリフォーム会社さんに依頼するのが一般的です!
エコカラットに詳しいリフォーム会社を見つけるには、最低でも2社に声を掛ける必要があります!
詳しい方法は、下記の記事で解説しておりますので、ぜひ参考まで!